発達障害"グレーゾーン"を生き抜く

発達障害・ADHDで悩んだ経験と試行錯誤しながらゆるりと生き抜いてきた方法を紹介します。

支払った医療費が返ってくる?高額療養制度とは

入院や手術をした際、10万円や20万円を超える医療費が必要になることがあります。
その際に、健康保険に加入していたら、個人の所得に応じて、医療費が返還される補助制度がありますので、紹介します。
僕の場合は、親知らずの手術で1週間入院した際に、制度を利用したので、ご紹介します。
 

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高額療養費制度とは

高額療養費制度とは、病気や入院で医療費が高額になったとき、その医療費による家計の負担を減らすために、自己負担限度額を超えた金額が返還される制度です。自己負担限度額は各人の所得によって違いますので、詳しくは、健康保険組合のHP等をご確認ください。病気やケガは予測できる事ではないので、金銭的な負担が重くなると、心理的にも辛くなります。制度を活用して、少しでも安心して治療に専念できるようにしましょう。

1.対象者

対象は、健康保険に加入している方です。その中でも、入院や手術などによって医療費が高額になった方が利用できます。

2.申請方法

・加入している健康保険組合に問い合わせをしましょう。

申請用紙を記入し、事務組合に提出します。

2~3か月後に限度額を超えた金額が指定口座に返還されます。

僕の場合は協会けんぽに加入しているので、インターネット上で用紙をダウンロードできました。

国民健康保険の場合は、市役所の保険福祉課などが担当になりますので、お近くの市役所にご相談ください。

3.注意点

・対象となるのは、健康保険の対象となる医療費です。

・限度額は、1か月分の医療費に適用されます。月をまたぐと再計算になりますので、2か月にわたって入院した場合には、再度0円からの計算になります。

・入院時の食事代や、保険の範囲外の差額ベッド代、先進医療は対象外となります。

診断書発行料などと同じ、「保険診療でないもの」は対象外という事です。

・同月の医療費でも、合算できない場合があります。

別の病院や、医科や歯科、入院と外来など、それぞれ個別に計算されます。

僕の場合は、通常の歯医者から紹介状をもらい、大学病院に行き、口腔外科で診療、医科で検査、口腔外科で入院となりました。

そのため、入院は対象になりましたが、その他の医療費(結構支払ったのですが、)は、対象外となりました。

まとめ


病気やケガは予測できる事ではないので、金銭的負担が重くなると、心理的にも負担になります。制度を活用して、少しでも安心して治療に専念できるようにしましょう。不安な方は、公的な制度だけではなく、民間の医療保険等に入ることもオススメです。