仕事ができない、でも働かなければいけない。そんな時は「えこひいき」される人になる。
能力は低いのに、上司から気に入られている、営業ができる人がいます。
不思議に思った経験はないでしょうか?
そういった人は、相手からおそらく「えこひいき」されています。
僕は、ADHD(注意欠如)の傾向が強いサラリーマンです。
物忘れも多く、計画性がない。普通の方より能力は低く、ノルマや結果を出すことが特に苦手です。
それでも、普通の方と並んで、何とかやっていっている理由は、人間関係に気を付けて、僕が「えこひいき」されるように、取り組んでいるためです。この方法は、総務など事務系の職種や公務員など、数字で結果を出さない職場にはかなり効果的です。もちろん、人間関係なので、どんな関係でも使えると思います。
能力で勝てない人に勝つために、「えこひいき」されるように目指していきましょう。
人間関係は仕事とわりきる
もちろん、楽しんでできる方はそう思う必要はありません。
でも、僕もそうでしたが、「他愛ない世間話」や、「飲み会への参加」など、必要な理由が分からなく、すごく苦手意識がありました。
また、意識をしないと、距離感がわからず失礼な発言をしたり、「それムダですよね。意味あるんですか」などと直接的な批判をして怒られたりと、何回も失敗しました。コミュニケーションを仕事と「意識」することで、そのような気のゆるみをなくしていきましょう。
「えこひいき」されるまでの道のり
1.挨拶は丁寧に
2.こまめにお礼を伝える
3.うれしい気持ちを表現する
4.飲みニケ―ションも大切に
5.相手の気持ちを考える
1.挨拶は丁寧に
日々の声かけは、笑顔で元気に行いましょう。
1~5の全てにいえることですが、日々の接触回数を増やすことで、周りの方と仲良くなっていきましょう。
2.こまめにお礼や謝辞を伝える
小さなことでも、お礼を言われると嬉しいですよね。細かなことでもお礼ははっきり言いましょう。
次の日に言うのも効果的です。会議やイベント、飲み会の次の日には、挨拶の後に近づいて「昨日はお疲れ様でした。」「先日は、手伝っていただきありがとうございました。」などと、行ってみると特別感も演出できます。
3.うれしい気持ちを表現する
演技力が大切です。
自分が相手に何かしてあげた時に、相手が喜ぶと嬉しいですよね。
何か教えてもらった時や、仕事を手伝ってもらった時など「すごく助かりました。」「勉強になります。」など、声に出して、相手に伝えることが大切です。思っているだけでは、相手には届きませんので、しっかり伝えましょう。
4.飲みニケ―ションも大切に
「必要ないから行かない」という方もいると思います。
ただし、普段忙しい方の本音や、会社の暗黙の了解などが聞ける数少ない機会でもあります。また、飲み会の出席をすごく大事に考えている方も少なからずいます。今後の仕事につなげるためにも、ぜひ参加しましょう。
ただし、状況にもよりますが、3次会に行く必要はないです。
2次会は、カラオケや女の子がいる店でなければ、さらに深い情報が入る可能性も高いですが、無理していく必要はないと思います。
ただ、アルコールが入ると、失言に気を付けましょう。あくまで仕事として行っているとの気持ちを忘れずに。(この点は、僕も何度も失敗しています。)
5.相手の気持ちを考える
これが一番大切です。相手が忙しい時に声をかけると、逆効果ですし、嫌われている人に何度も接触しても、相手も、自分も嫌な思いをします。
相手の状況や反応を見て、行っていきましょう。
僕もそうですが、ADHDの方には、相手との距離感が掴めない方も多いですよね。
そんな方でもできるのが、朝の挨拶です。
朝は比較的、バタバタしていることは少ないですし、挨拶はして迷惑なことはありませんので、挨拶の後に様子を伺いながら、お礼を言ったり、世間話をしてみましょう。
まとめ
優秀な方であったり、確実に仕事をしてくる方には対抗はできません。
僕と同じように「仕事ができない」とお悩みの方は、他とは違う部分に少し力を入れ、相手に「えこひいき」されることで、少しでも差を埋めれるよう取り組んでみてはいかがでしょうか。