発達障害"グレーゾーン"を生き抜く

発達障害・ADHDで悩んだ経験と試行錯誤しながらゆるりと生き抜いてきた方法を紹介します。

記録を残そう(大人の発達障害)

とにかく記録を残しましょう。
物忘れが多い僕は、日々行った仕事が右から左に、湯水のように流れ出ています。
特にやるべきことが多くなると、今までやっていた仕事を忘れたり、どこまでやっていたか忘れてしまいます。
 
僕は、現在、会報誌の作成・編集を担当しています。
取材のアポをとって自分で記事を書いたり、担当者に依頼したり、毎月の発行だったので、校正を行いながら、翌月以降のアイディア出しや構成など、2~3か月分先の仕事を同時並行に行っています。
スケジュール管理もできない、物忘れも多い僕は大混乱しており、当初は、担当者の連絡先を無くしてしまったり、修正が来たのに放っておいてしまったり、期日管理ができなかったり、、記載した情報を間違えたりと、数えきれないミスをしてきました。
そんな僕ですが、少しづつですが、ミスの改善ができています。
自分の頭は変えられないので、便利な道具を使用して、記録を残すことで何とかカバーしています。
 

記録の残し方

 
写真を撮る
→グーグルフォト(無制限)
とりあえず、なんでも撮ります。
 

音声を残す

→EVER NOTE(無料なら月60MB)

とりあえず残します。

 

メモふせんを残す

→A4用紙に張り付けていく
後でチェックリストとして活用します。
 
予定を残す
→グーグルカレンダー
いつ頃この仕事をしたのか、後で見返します。
 
作った書式を残す
→グーグルドライブ(15GB)
一度作った書式は再度利用します。
 
記録をどこかしらに置いておき、思い出す要素として残しておきます。考える時間を減らし、日々の生活をルーチンワークにすることが目標です。
物忘れが多い方は、以前にやったことを忘れ、毎回初めから考えてしまいます。
そのたびに書式を作ったり、進め方を考えたりしていてはいけません。
その時間が普通の方との大きな差になっていっていると気づきました。
思い出せなく、上司などに質問しても「前やったじゃん!」と言われがちに、、
それを防ぐためにも、写真を撮ったり、メモを残したり、いつ頃取り組んだかなど、前回を思い出すきっかけをなるべく多く残す事が必要です。